再受験・学士編入で医学部を目指そう

20代後半、男。獣医学部卒→某国立医学部に編入。 医学部受験情報の発信や編入向けの生命科学の解説をしていきます。編入試験対策の教材作成も考え中。編入に関するご相談は tamakoro1k at yahoo.co.jp (at→@)までお気軽に。

【大学受験】数学を楽しく学ぶには 〜興味とモチベーション〜

前回の記事で、2点ほど後回しにした議題がありました。
今日は、それらについて考えていきたいと思います。



数学に興味を持つには

数学がそこそこ得意な人でも、数学自体にはさほど興味を持っていないことが多いです。

それでも良い点を取れるのは、その人の努力の賜物です。

数学は積み重ねの教科なので、日々の授業で先生の話をちゃんと聞いて、定期テスト前にちゃんと問題演習して、分からないところは個別で先生に聞きにいく。
そういう習慣を中高続けていれば、受験数学でも解ける力は普通に付いていきます。

では、途中サボっちゃったとか、途中でついていけなくなっちゃったとかいう人は、どう挽回しましょうか?


そこで、もう無理やりにでもまず興味を持ってみようよ、ということです。

これは、僕が家庭教師で基礎がなっていない生徒を受け持った時に、最初に言う言葉です。
数学だけでなく、物理・化学を教える時でも使います。

多くの場合、生徒の反応はあまり良くないことが多いですが、ハマった時はそれなりの効果があるように感じています。


さて、具体的にどう考えたら数学が面白く感じるんでしょうか?


まずは、苦手だという意識をできる限り遠くにやってほしいと思います。

あなたが数学できないのは、単にやってこなかったからです。

なので、"わからない"というのを前提に、数1の最初から学び直せば良いのです。


いきなりチャート式を解くなどをしないで、 読み物系の参考書で、各単元で習得すべき事項をまず整理しましょう。

その際、できれば全範囲の流れも知ると良いと思います。


各科目一言ずつ言うと…

数1は、中学数学と高校数学の橋渡し。

数2は、高校数学のツール集め。

数3は、そのツールを使って応用(微積)する。

数A・Bは、代数学微分積分学以外のオムニバス。

というニュアンスでよろしいかと思います。


この流れを意識するのも、意外と有効です。


あと、数ある読み物系の参考書の中でも、できるだけ雑学的なコラム的な記載が多いものを選ぶと良いです。

例えば、本質の研究数学III・C〈行列・曲線〉―Lectures on mathematicsは、内容は難しめなので初学者にはオススメできませんが、非常に勉強になるし読んでて面白いです。



とにかく、数学は難しい!ムリ(>_<) と思わず、一単元一単元「ヘぇ〜、そうなんだー」と感心し、新しい解法を知った時は「すげぇ!頭いいなこいつ(解答)!」と感情を伴って理解すると、より頭に残ります。

それでも、復習しないと忘れちゃいますけどね(^_^;


というわけで、そろそろまとめますと、僕が言いたかったことは…


・せっかくやるなら、まず興味を持とう!
・わからないのは当たり前。一歩ずつ進もう!
・無理やりにでも感情を伴って学習しよう!


てな感じになりますね。
もしよかったら実践してみてください^_^



数学に対するモチベーションを高めるには

例え話ですが、サッカー選手に憧れている少年は、コーンの間をドリブルするなど日々の基礎練を黙々とこなしますよね。

また、ピアニストに憧れる少女は、日々ピアノと向き合うことでしょう。

彼らは、まずその道のプロの凄さを知って、それから好きになって、好きだから続けられるわけですよね。


この点、勉強は難しいです。

プロの数学者のプレーを見る機会なんてまずあないですから、そもそも感化されることがないんですよね。


でも、数学やらなきゃ志望校には合格できない。

なので、もし近くに尊敬する数学講師がいれば、その人の話(授業)をいっぱい聞いてモチベーションを高めましょう

尊敬する同級生とかでもいいですね。


そういう人がいなかったら、一例ですが一度『月刊 大学への数学』を読んで見ることをオススメします。


内容はサッパリでもいいです、数式ではなく書いてある日本語を読んでください。

本物が発する言葉がそこには載ってますので。

あと、ある問題に対して公募形式で高校生の答案が載ってたりするので、それもすごく刺激になります。

スポーツで例えるならば、全国大会を観ているようなものですね。


そうやって、「自分もこういう風になりたい!」というような憧れのような感情を抱くと、自ずとモチベーションが上がっていくことでしょう。


一つ気をつけないといけないのは、逆にやる気を下げてしまう可能性です。

さすがだなーと思うと同時に、自分と彼らは違うんだ、初めからモノが違う。とつい考えてしまったりします。

それで、どうせ自分には無理だ…と。

まあ確かにそうなんですが、それは部活サッカーやってて全国大会をテレビで観てやる気なくすようなものなので、極力やめましょう。


と、『大学への数学』を読むのはあくまで一例ですが、何かしらの方法で"本物"に触れると良い刺激になることでしょう。







…以上、「数学に興味を持つには」「数学に対するモチベーションを高めるには」について、僕の考えを述べていきました!

正直理想論だし、賛同できないところもあるかもしれないですが、これを読んで少しでも「自分も数学できるかも」と、ポジティブに捉えていただけたら嬉しいです^_^


それでは、受験生の方々、勉強頑張ってください!