ドラゴン桜
僕が強く影響を受けたドラゴン桜ですが、受験業界ではそんな評判がよろしくないように感じます。
一つ思うに、そういう方は読み方を間違っているんじゃないかと思うんですよね。
あの漫画は、決してサクセスストーリーが物語のテーマではありません。憶測ではありますが、作者としては主人公たちの合否にはこだわりはなかったのではないかと想像します。
むしろ作中で伝えたかったことは、非常に困難なことに立ち向かう時に、いったいどう振る舞えば良いのか?ということだったと思います。
多くの名言があるのがドラゴン桜の醍醐味ですので、いくつか挙げていきます。
“「知るか」「知らないか」たったこれだけの違いで、有利か不利かの差がでるんだ。”
これは、編入試験では本当に当てはまりますね。編入試験は情報戦ですので。
“「カタ」がなくてお前に何ができるっていうんだ!”
基礎基本が大事ということですね。これを意識するかしないかで意外と伸びしろに差が出てくると感じます。
“受験に知能はさほど重要ではない。必要なのは根気とテクニック!”
頭悪いっていうのは言い訳だってことですかね。まああまり努力しないでも受かる人がいることを考えると、知能はあるに越したことありませんが、とりあえず東大に受かる、とりあえず国立医学部に受かるという点では、素の賢さよりも根気とテクニックといえるかもしれません。
“知らないことに挑戦し、克服することが大事!”
これは共感します。苦手だな〜ってことにあえてチャレンジすることの大切さ!自分の幅が広がります。
まだまだありますが、ここではあと3つほど
“当たり前ことを当たり前にできるようになれ!”
“他人に促されなくても努力する人間が、一番成長する。”
“努力しても伸びないやつなんて、この世には存在しない。正しい方法で努力さえすれば、人は必ず伸びる。”
どれも目新しいことは言っていませんが、大事なことは、これらが漫画の絵とともに「名言」として読者の心に刻み込まれることです。
これらのことを、ただ知っているだけではなく、意識しなから日々過ごせるかどうかというのは、将来的に大きな違いを生むのではないかと思います。
いま勉強頑張ってる人は、これら名言の発信者である桜木先生のような、熱い気持ちでこれからも頑張って欲しいです。