私大医学部受験 総論
ようやく本題に入っていきます。
まずは、タイトルにもある通り私大医学部について。
再受験にとっては、まあまず候補に入らないかと思いますが、一応。
そういう方々は基本、潤沢な資金があるわけではないですからね。
ただ僕自身の経験として、多浪の私大医学部希望者をこれまで複数名指導した経験があるので、せっかくだし分かる範囲で紹介していきます。
まずこのエントリーでは、ネット上でも調べられるような事項についてざっくりした話をして、次から各論的な内容に入っていきたいと思います。
①FrontPage - 私立医学部受験情報
こんな弱小ブログにたどり着く前に、もうすでに幾度となく閲覧しているであろう有名なサイト。
改めてこのサイトの良さは、「再受験寛容度」というのを示してるところにあるでしょう。これは入学者の現浪比や受験者の声等から編み出されるようで、なかなか信頼できる指標だと思います。
僕も家庭教師先でここを参考にして志望校決めのお手伝いをしてました。
この寛容度を見ると、結局のところ難関と言われる大学は概ね厳しい・かなり厳しいに分類されてますね。年寄りに優しくないのか、私大を再受験する母体層が低いのかは判断しかねますが、当然避けた方が無難でしょう。
まあそもそも、その辺りにひっかかる学力があるなら、普通に学士編入で通りそうな気がします。
一般的に、私大の上位でも国公立医学部とは難易度に乖離があるのですが、編入はそこまでハードルは高くありませんので。
②各大学のホームページ
当たり前なことですけど、ここを疎かにしてる人、案外多い気がします。
まずは敵を知る、ということですね。募集要項をすみずみまで繰り返し読みましょう。
③予備校の過去問分析
河合塾など大手予備校ではなく、医系予備校と呼ばれる各社が過去問の分析をしてくれています。
こちらも必見でしょう。分析の中に、来年の受験生へ向けて対策とかが書いてあったりもするので、大いに参考にしましょう。
さて、僕が家庭教師で指導したことある大学は、岩手医科、杏林、帝京、金沢医科、愛知医科、藤田保健、福岡、久留米あたりなんですが、中堅〜下位のところばかりですね。
いずれの生徒も、学力的には届いていないが、なんとかして医学部に入りたいというパターンでした。そういう方々にとっては、私大の下位でも十分難関といえるでしょう。
それでは次回、上記で挙げたうち個別にコメントできる大学について書いていきます。