再受験・学士編入で医学部を目指そう

20代後半、男。医師・獣医師。 医学部受験情報の発信や編入向けの生命科学の解説をしていきます。2018年3月31日より医学部編入受験生のためのウェブサイトMediTransを立ち上げましたhttps://www.meditrans.solutions

【一般入試】再受験で私大医学部を目指すということ

こんにちは、タマころです。

Twitterを見ていると、ほとんどの再受験生は国公立志望ですけど、実際のところは私大に狙いを絞っている方も大勢いるような気がします。

当ブログのアクセス数を見ても、私大医学部に関する記事は比較的好調だったりします。


確かに、SNS等で私大医学部志望を声高々に宣言することは、少々はばかられますよね。

資金的に余裕があることの証拠になってしまうので。


まあでも、僕は全然構わないと思います。


どんな手段であれ、医師になれるのであれば良いんじゃないですかね。

医師になるために多大な投資をするまでであって、むしろ国の税金をあまり使わずに偉いとも言えるかもしれません。


ちなみに、「医師一人育てるのに一億円かかる」は都市伝説らしいので、私大生でも税金がたくさんかかってるというのは間違いのようです。


さて、今回のタイトルは『再受験で私大医学部を目指すということ』というタイトルなんですが…

まず端的に何が言いたいかというと、一般的な高校生や浪人生に比べ注意しなければならない点があるということです。


具体的にどんなことに注意するのか、以下の3点にまとめました。


胡散臭い医系予備校に騙されるな!

高校生であれば高校がありますし、一浪二浪くらいであれば大手予備校に通うのが一般的です。

しかし、私大医学部を目指す再受験生の場合、何かと医系予備校に頼りがちです。人によるとは思いますが。


でも優良な、良心的に経営している医系予備校は非常に少ないように感じます。

ここでは具体的にどの医系予備校が良いかというお話はしませんが(僕が詳しくないので)、よく探して学費をみたり説明会に参加したり、じっくり吟味することをオススメします。


というか、前提として医系予備校に通う必要あるのか?ということで、次の項目です。


まずはまっとうに勉強しよう!

医系予備校とかでつい多額の資金を投入してしまうのは、ぶっちゃければ塾側がそういう受験生を金ヅルとしか思ってないからなんですよね。

反対に、受かりそうな生徒には優しくします。高確率で実績になりうるわけですから。


だから、足元見られちゃわないように、まずは基礎学力をつけて、それでもあと一歩届かないという場合に医系予備校に頼るのが良いと思います。

確かに持っている情報やノウハウは豊富なので、そういう使い方であれば無駄にはならないはずです。


基礎学力のつけ方は、まず独学で頑張ってみる。それでダメなら家庭教師ですかね。

私大医学部の指導経験のある、あまり若すぎない人であれば、大外れということはないと思います。

逆に一番やっちゃいけないのは、例えば地元の国立大の一年生とかですかね。


とにかく、まずはまっとうに勉強して、河合模試とかでせめて偏差値55〜60くらいは取れるようにしましょう!


受験校を絞って、その受験校に合った対策をしよう!

現役生も当然受験校を絞りますが、再受験生はより絞る必要があるかと思います。


まずは大学側が再受験に寛容かどうか。

あとは受験生側の問題で、記憶力とか確保できる勉強量の違いです。


やはり、この辺りは現役生に分がありますので、より戦略的に動く必要があるということですね。


まあそうすると、けっこう帝京が第一志望になったりするんが、帝京の倍率はめちゃ高です。

ここの最大の特徴は試験が3日間あることで、そのせいでワンチャン狙いの受験生が殺到するという自体が起こっています。

現実は、そんな奇跡はほとんど起こらず、ただ3日間浪費する結果に終わることが大半なので、賢くいくなら避ける方が賢明ではないかと個人的には思ってます。


じゃあどこが良いんですかねぇ…

例えば、最近急激に多浪入学者が増えている日本大学なんかは比較的穴場かもしれません。



さて、今回のお話は以上になります!

みなさん体調には是非とも気をつけて、受験シーズンを乗り越えくださいね。

次回は、後回しにしていた『物理の参考書レビュー』をしたいと思います。


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