再受験・学士編入で医学部を目指そう

20代後半、男。獣医学部卒→某国立医学部に編入。 医学部受験情報の発信や編入向けの生命科学の解説をしていきます。編入試験対策の教材作成も考え中。編入に関するご相談は tamakoro1k at yahoo.co.jp (at→@)までお気軽に。

【化学 分野別】医学部受験のための参考書レビュー


どうもこんにちは、タマころです。

ここ数日、BSL4関連のことばかりで本筋の方が滞っておりましたが、本日よりまた受験関係の話に戻ります。


てなわけで今回は、化学の参考書レビュー!


数学・物理と"レベル別"でご紹介していきましたが、今回は"分野別"にわけて話を進めていきます。

その理由は、化学は参考書が分野ごとに分かれていることが多いからです。

もちろん、網羅型問題集は全分野載ってますから、そこは「問題集」として別の項目に括ってご紹介します。


参考) 数学・物理の参考書レビュー記事↓
tamakoro.hatenablog.jp
tamakoro.hatenablog.jp





目次


1. 理論化学

化学という教科における、僕の持論は

「理論化学を制するものが化学を制す」

です。

なので、化学ができるようになりたい方は、まず理論化学をしっかりと仕上げましょう。

それで参考書選びとしては、とりあえず苦手だなーって人はコレ。

僕は岡野さんの本好きですね。

分野によってそこまでムラがなく、全体的に丁寧でわかりやすい印象があります。

もちろん、これだけでは難関大には対応しきれないかもしれませんが、ひとまずこの本が一通り分かれば、次に手にすべき参考書を自分で決められる力が付いてるかと思います。


ただ、理論化学で大事なのは「理解」だけではありません。
「計算力」というのもかなり大きなウエイトを占めますよね。

そこで、これ。個人的にはかなりおススメ、しかもブログとかで紹介してる人少ないんじゃないかな。

難関大受験者のバイブル「化学の新研究」の著者 卜部さんの書かれた本です。

この先生って、結構好みが分かれるので合わない人は合わないのかもしれませんが、内容としては申し分ないと思います。

シグマベストだし微妙かなぁと思ってパラパラ見てみると、おお!こういうのを求めてたんだよ!となりました。

計算の過程を丁寧に示してくれています。


理論化学の計算力を効率よく身に付けたい方にはぴったりな一冊です。


2. 無機化学

鬼門、無機化学
大学で化学科にでも進んだ人でない限り、講師として面白おかしく教えるのは難しい分野。

僕が家庭教師で教える時は、早々に以下の参考書を紹介しちゃいます。

これ買って読んで勉強してね〜って。


というわけで、僕も含めて苦手な人って多いかと思います。

基本的には語呂合わせとか駆使して暗記してしまうのがよろしいかと思います。

僕のおススメはこの2冊。


岡野さんの方がより初歩的でセンターレベルくらいまで。
福間さんの方は、基本的には難関国立大学でも対応できるかと思います。

どっちもわかりやすい、覚えやすい良書ですね。


あとはこれに加えて、資料集を読んで色を視覚的に覚えましょう(これ意外と大事)。


3. 有機化学

まず初歩向けでは、先ほど無機でも挙げた岡野さんの本ですね。

あとは、福間さんのと同じシリーズの…

今度は鎌田さんという方の書いた本。

これは普通にわかりやすいと思います。レベル的にも無難だし、割と詳しいことも載せてくれてて、いろいろ勉強になります。


あと、これは発展的ですが、有機を理論的に理解したいという方には…

でました、我らのバイブル「化学の新研究」

暗記に頼らず有機化学を修得したいならば、この本はかなり理解の助けになります。


4. 問題集・その他

こちらはレベル別に紹介していきます。


まず初学者の方は、本当はセミナー化学のような学校用問題集を誰かに教わりながら解き進めるのが理想です。

でもそれができない場合、強いていえばこれですかね。

化学基礎問題精講

これは問題数が少なめで、続きやすい気がしますね。


次のステップとしては…

これは網羅性が高く、難易度も簡単なものから難しいものまであります。

ただ全体としては、決して簡単な部類に入るわけではないので、しっかりと基礎力を付けてからこれに入るのをおススメしますね。

ここに載っている問題をだいたい解けるようになれば、化学の偏差値は65ほどいくのではないかと思います。


そして、偏差値60〜65付近の人たちは、もうこれ。
はい、定番の重要問題集

無味乾燥なレイアウトなのが玉に瑕ですが、やはりやれば実力は付きます。

東大・京大でなければ、これ以上難しい問題集をやる必要はないでしょう。


基本的にはここまでくれば、あとは過去問演習をして完成です。



さて、最後に「その他」ですが、一つだけご紹介します。

その名も、化学一問一答

ひたすら問いと答えが小さい字で書き連ねてあって、中にはかなりマニアックな事項も載ってます。

まあこれは、私大医学部専願者向けかなと思ってます。
私大医学部を受けるにあたり化学で勝負しようと考えている方は、是非これで細かい知識を詰めていきましょう。

反対に、国公立志望にとっては必要性の薄い本ですね。




…さて、化学の参考書レビューは以上になります!

少しでも皆様の参考になったら嬉しいです。


化学は分かってくれば、一気に伸びてくる教科だと思うので、序盤の勉強法は重要です
なかなか伸びない人は、一度基礎に立ち返って勉強してみることをおススメします。


最後まで読んでいただきありがとうございました^_^
それでは、また!